第17章~シータヒーリング(14)

Sさんの身体空間に自分の意識を入れてリーディングしようとしなくても、  
ママ自身がSさんの意識体になっているから、Sさんのことが分かるというわけ。  

ママの説明は続く。  


「私は(意識が)一度分離して第7層に行ったんだけど、  
リーディングするときは、また三次元の意識に戻ってしまっていて、  
そして、Sさんの身体空間に入らなくちゃ、
でも、どうしたらいいの?って思ってたの。

 

だけど、上で言われたのは、そこ(第7層)に私がいて、Sさんもいるの」

 

そこでは、ママは光の粒子であり、同様にSさんもまた光の粒子である。

 

溶け合ってワンネスの世界になっているので、
ママが「私はSさん」って思うと、そのまんまSさんの意識になってしまうのだとか。


「で、その練習をしたの。

”私は(家の)ワンちゃん”って思って、ワンちゃんをイメージするでしょ、

そうすると、ワンちゃんの光の粒子と、私の光の粒子がもう(第7層の中で)一緒になるの。

別にワンちゃんの体の中に意識を入れるわけじゃないの。


”しゃらちゃん”って思ってイメージすると、しゃらちゃんが持ってる光の粒子と
私の光の粒子が混ざるというか、一緒に合わさるの。

 

で、私が別にしゃらちゃんの木の中に入っているわけじゃないんだけど、
第7層の中でしゃらちゃんと同化してるって言うのかな、溶け合ってるの。

 

同化してるから、しゃらちゃんの意識をそのまんま、自分の意識として感じるの。

 

そういうのを教えられた」

 

どんなに言葉を紡ぎだそうとしても、感覚を言葉で伝えるのは本当に難しい。

 

ママは、尚も懸命に説明しようと試みる。

 

「私は三次元の頭で考えて、

どうやって相手の身体空間に入ればいいの?って
一生懸命イメージしようとしてたんだけど、
そうじゃなくて、Sさんも第7層にいる、
そこのワンネスの光の中に、ここにいるんだよ、みたいな、
みんなの意識がここにあるんだよ、みたいな。

 

だから、そこでSさんを探すわけじゃないんだけど、
Sさん、って思ったら、もう溶け合ってる。

 

お水を混ぜたように。

 

ワンちゃん、と思うと、ワンちゃんの光の粒子と一緒になってる、波動が?

 

そんな感覚だった」

 

Sさんは黙って耳を傾けていたが、   

「ああ、それは”意識拡張法”ですね」と言った。