第18章~時間の概念(4)

それから、ママが小学校3年か4年生のとき。

何気なく見ていたテレビドラマで、何故か「はっ」としたときがあったんだって。

 

「確か、4つの世界の話だったと思う。

 

例えば、AさんとBさんという友達同士がいて、

 

Aさんだけが存在する世界、
Bさんだけが存在する世界、
AさんとBさんが両方とも存在する世界、
AさんとBさんも存在しない世界」

 

ママは、そのドラマに釘付けになった。

 

そして、子供心に何となく、それは本当のことじゃないかと思ったそう。

 

魂は全ての真実を知っている。

 

だから、真実の片鱗に触れることがあると、このように、「はっ」とするのかもしれない。

 

ただ、顕在意識ではその理由を理解できていないので、
「何となく」で片付けてしまう・・・。

 

ふうん。じゃあ、本とか、テレビとか、映画とか、理由はわからないけど、
何故か心を動かされるときって、自分の魂の部分で感じてるってこと?

 

「可能性はあるよね~。

 

肉体をもつと前世の記憶とかは忘れちゃうけど、潜在意識の奥深くには
ちゃんと記憶があるわけだから、

 

何かのきっかけで、その記憶が掘り起こされるのかも。

 

今生だって、ある曲を聞くと、昔付き合ってた人のことを思い出す、とかあるじゃない?

 

それと同じで、何かをきっかけとして、自分の過去世の記憶に繋がるんだけど、顕在意識では、それを認識できないから、

 

”なんでだろう、この国の風景を見ると何故か懐かしい”とか、

そんな風に思っちゃうのかもね」

 

とすると、ママが、ドラマの4つの世界に「はっ」としたのも、すでに自分が知っていることだったからかもしれない。